元日本代表で現在はJ2千葉に所属する森本貴幸が11月23日、J2讃岐との試合中にセンターサークル付近で相手DFと衝突。頭部から落ちた。
讃岐DF藤井との接触、地面に激突と短時間に2度の衝撃を受けた森本。グッタリと倒れ身体を動かせない様子に、集まったファンからは森本コールが起こる。森本は手を動かす仕草も見せたが起き上がることはできず、救急車がピッチの中まで乗り入れ病院に搬送された。
一時はAEDも持ち込まれるなど騒然としたが、病院に運ばれた森本は検査で異常が見つからず、特に問題はないとの診断だった。
30分近く中断された試合は再開し、千葉が讃岐を破り3位でプレーオフ進出を決めた。
ファンは「森本がかなり心配だけど3位でプレーオフはでかい」「このまま何もなく戻れますように。 ピッチに救急車入れて、首固定して搬送という絵は本当に怖い」など、プレーオフへの期待と森本の安否を気遣うコメント寄せている。
また森本が倒れた際は讃岐側スタンドからも森本コールが起こった。「Jリーグはこういう所がいいんだよなあ」「讃岐サポの皆さん森本コールありがとうございました」と、礼を言うファンも。
病院からスタジアムに戻った森本を見たファンは「さっき森本選手がいて、思わず「味スタで待ってるよ!」と叫んでしまった」と、様子を投稿している。
今年のプレーオフは5位の九州がJ1ライセンスを持たないため欠場、4位磐田と6位山形が争い、勝ったチームと千葉が12月7日に味の素スタジアムで決勝を行う。
《岩藤健》
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