プロ2年目の若手ジェイソン・マッカーシー(ティンコフ・サクソ)は、まだアシストとしてチームに貢献する立場にあるも「エースと走ることで多くのことを学んでいる」と語っている。
22歳のオーストラリア人マッカーシーは2014年、グランツール初出場を果たすなど、選手としてのキャリアを積み上げた。チームを通じ、2014年シーズンを次のように振り返った。
「着実に成長できた内容の濃いシーズンだった。初めてジロ・デ・イタリアを走ったし、ワールドツアーの経験を積んで、力も得た。僕は選手としての自分を見つけようとしているところなんだ」
「今は、中級山岳やアップダウンのあるステージ向きの選手になる方向性に向かっていると思う。そういうコースで賭けに出て、注意深く戦略をめぐらすんだ」
まだ若手のマッカーシーは集団前方でエースのために走る機会が多いが、その中でも自分に必要な経験を積んでいると話している。
「自分のチャンスを完全につぶすとしても、エースのために働くのは好きなんだ。自転車レースはチームワークだし、エースと一緒に走ることで僕は多くのことを学んでいる。全力を尽くした後に先頭を離れたときは、勝利のような気分なんだ」
「若い選手にとって指導を受けるのは大切なことだから、僕にとっては心地いいね。1年を通してハードワークだけど、僕はこのチームにいるのが楽しいんだ。バイクを降りて2週間しか経ってないけど、再び乗るのが待ちきれない。特にチーム全員が2015年はいいパフォーマンスをしようと決心しているからね」
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