バルベルデが世界ランキング1位の表彰「最高の1年の成果だ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

バルベルデが世界ランキング1位の表彰「最高の1年の成果だ」

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アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)
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アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が、11月17日にスペイン・マドリードでUCIワールドツアー個人ランキング1位の表彰を受けた。

今年のUCIワールドツアーは個人ランキングはバルベルデ、チーム別ランキングはモビスター、国別ランキングはスペインとスペイン勢が席巻した。

モビスターの親会社であるスペインの通信会社テレフォニカ本社で行われた表彰式では、UCI(国際自転車競技連合)のブライアン・クックソン会長からバルベルデにトロフィーが手渡された。

今季のバルベルデは2月から10月まで計77日間レースに出場し、11勝を獲得。トップ10以内にも30レース近く食い込み、UCIプロツアー時代の2006年、2008年に続く3度目の世界ランキング1位に輝いた。

個人的にも、ロード世界選手権直後に第4子で初めての女の子になるナタリアちゃんが誕生するなど、充実した1年となった。

現在34歳のバルベルデは「間違いなくすばらしいシーズンだった。その証拠がシーズンを通してベストだったというこの賞を受賞したことだ。3度目だね。もうちょっとよくなったかもしれないけど、最終的に僕は体にあるものをすべて出し切ったし、これ以上欲しがることはできない。最高の1年の成果だ」と喜びを語った。

一方、ツール・ド・フランスでは総合4位、ロード世界選手権では3位と惜しくも勝利や表彰台を逃したビッグレースもあったが、バルベルデは「ツールでは表彰台に立てなかったけど、2015年は世界選手権とともに再び僕の目標となるだろう。今シーズンの成功を繰り返すのは難しいけど、僕たちがまだ達成していない目標があるし、2015年はそれを克服するために戦うつもりだ」と来季に向けて抱負を表していた。

表彰式では、モビスターのエウセビオ・ウンスエGM、王立スペイン自転車競技連盟(RFEC)のホセルイス・ロペスセロン会長にもトロフィーが手渡された。また個人ランキング2位のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)には、代理として兄でマネージャーのフランがトロフィーを受け取った。
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