チームユーラシアの来季は大学や他チームとのコラボ、ジュニア育成も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

チームユーラシアの来季は大学や他チームとのコラボ、ジュニア育成も

スポーツ 短信
4月に行われた2日間のツアー「トィーダークセバンハーベルストレクト」出走前
  • 4月に行われた2日間のツアー「トィーダークセバンハーベルストレクト」出走前
  • 初対面のメンバーが集まるチームで、合宿という非日常生活を送ることは、選手たちにとってコミュニケーションを高めるチャンスとなる。連日の疲れを見せずに夕食の準備をおこなう選手たち
  • ベルギーのトップアマチュアカテゴリーの2日間のステージレースに参戦。初日スタート後1時間で野島、清水、金井、吉岡の4名が千切れ、2時間で中里、雨乞も遅れ、初日を完走したのは中里のみ。中里は2日目も最後尾集団ながら完走した。 若い選手にとって厳しい現実を突きつけられた
  • 写真左から吉岡直哉、小石祐馬、大場政登志、中里仁。ツールド熊野ではCプロジェクトから大場政登志、ナショナルチームからは小石祐馬が参加した。他にチームユーラシア出身の選手は愛三からは小森亮平、中根英登が参加。中根が個人総合成績で4位に入っている
  • 今季初めてのUCI1.2レース。難易度の高い石畳が5回ある。事前に試走を行いIRCのフォーミュラプロRBCCチューブレス25Cのセッティングやライン取りなどを確認。レースでは雨乞が104位で完走した
  • ツールドナミュール。写真左から中井路雅(京都産業大)、中里仁、鈴木龍(明治学院大)、ジェームス・スプラッグ(イギリス)、雨乞竜己、吉岡直哉
  • ツールドギアナにマネージャーの橋川健は帯同せずにスタッフは全員ベルギー人を採用した。公用語は英語となった。あらためて語学力の重要性を感じた
  • ツールドギアナ第2ステージAで区間優勝したジェームス・スプラッグ。レースではゴキソのホイールにIRCのアスピーテプロ24Cを採用。悪コンディションにも関わらずパンクはゼロだった
「ヨーロッパで活躍できるプロ選手の輩出」を目標に設立されたチームユーラシアが5年目となる2014シーズンを終えた。3月9日から9月23日までに全59レースに参戦。この数字の中には4つステージレースにおける各区間、プロと混走するUCIレースが2つ含まれていた。

2014年のチームはゲストで参加したイギリス人選手がツールドギアナで区間優勝したが、日本選手の成績は雨乞竜己の10位が最高位。数字だけを見れば悪くはないが、チーム全体のレースの内容と成績を見た場合「このままではいけない」という危機感をがあるという。

2015シーズンは欧州で活動するチームが増えたことなどにより、他とは違う形態を模索しながら活動していく。

まずは他チーム、大学とのコラボレーション。現在チームユーラシアが有する欧州での拠点を他クラブ、大学などとコラボしながらより才能のある選手にチャンスが与えられる環境を作っていく。

そしてジュニアの活動。夏休みなどを利用したジュニアの欧州遠征のサポートを行う。ジュニア~U23~エリート~欧州コンチネンタルチーム所属へと段階を踏みながらステップアップが行える環境を目指していく。
《編集部》

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