中国の2014年ツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)、10月25日の第6ステージは三亜~東方間の182.1kmの平坦コースで行われた。
レースは序盤から5選手が飛び出し、最高80km/hの高速で逃げ続けた。この中からアドリアン・ホンキス(CCCポルサット)が残り2kmまで粘ったが、最後は集団スプリントで決着した。
フィニッシュラインは約250mの緩やかな下り坂の先にあり、ハイスピードの争いとなったが、ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)が今大会2勝目を獲得。ランプレは2連勝で今大会3勝目となった。
2位はバリー・マークス(ベルキン)、3位はワウテル・ウィッパート(ドラパック)が入った。ベルキンは不振のホフランドに代わり、マークスでスプリントに挑んだが、惜しくも勝利に届かなかった。
連日のように入れ替わっているリーダージャージは、ボーナスタイムを獲得したボニファジオが第2ステージ以来2度目の着用を果たした。
ボニファジオは「調子はいいよ。このレースのために、しっかり準備してきたんだ。特にスプリントをトレーニングして、ちょっと改善した。だから自分の仕事には満足している。チームは残り2kmまで逃げを追いかけて、僕はフェラーリの後をついていった。彼は残り200mまで僕を運んでくれた。残念ながら、僕の後ろにいるはずだったパリーニが囲まれたけど、僕はハッピーだよ。チームワークは完璧だ。ここでやっていることを他のレースで再現できるといいね」と振り返った。
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