【ツアー・オブ・北京14】「最後の上りはほとんどアウターギアで走った」マーティン初優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・北京14】「最後の上りはほとんどアウターギアで走った」マーティン初優勝

スポーツ 短信
2014年ツアー・オブ・北京第4ステージ、ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・北京第4ステージ、ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)が優勝
  • 2014年ツアー・オブ・北京第4ステージ、ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)が優勝
2014年ツアー・オブ・北京、10月13日の第4ステージはダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)が頂上ゴールを制して優勝した。

ガーミン・シャープにとっては第3ステージのタイラー・ファラーに続く2連勝、マーティンも先週のジロ・ディ・ロンバルディアで勝利を挙げており、好調を維持している。大会のプレスリリースを通じ、マーティンは次のように語っている。

「見ての通りだよ。ステージ優勝できて本当にうれしい。このレースではステージ2位が2回あったし、去年は総合2位だった。だから、ステージ優勝できたのがただただうれしいんだ」

最後の上りではチームメイトのライダー・ヘシェダルのアタックによって、マーティンは有利に戦うことができた。

「ライダー(ヘシェダル)が飛び出したときは、ちょっと驚いた。でも、今週ずっと彼もいい脚を持っていたし、トライしなければいけなかった。向かい風だったので、あれが唯一の方法だったんだ」

「上りで、向かい風になるのはわかっていた。上りは厳しくはなかった。ほとんどアウターギアで走っていたし、僕たちは30km/h出ていた。まったくクライマー向きの上りじゃなかったね」

「残念ながら集団先頭で走って、彼(ヘシェダル)を捕まえようとする選手がたくさんいた。僕は彼のおかげでリラックスできたから、戦いやすくなった。去年はみんながアタックしたり、とまったりしていたから、まったく違うレースになったね」

これでマーティンは総合2位に浮上し、3秒差で首位のフィリップ・ジルベール(BMCレーシング)を追いかけている。しかし、14日の最終ステージは平坦コースで、逆転の可能性はほぼ残されていない。

「総合はボーナスだったけど、チームメイトは1日中すばらしい走りをした。実際、1週間ずっと彼らはすごく頑張っているんだ。総合を逃したのは残念だね。もちろん、明日は何が起こってもおかしくないけど、不運がなければフィリップが総合優勝を獲ると思うよ。僕は総合2位でも満足だ」
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