地元でも秋桜があちこちに咲き渡り、治ったばかりのクロスバイクとともに秋桜を撮りに行ってきました。写真とともにどうぞ。
今回グルメの前に行ってきたのは鹿児島市内にある都市農業センターというところで、季節ごとに異なる花が植えられて見る人を楽しませてくれるところです。今回のライドは一眼レフをメッセンジャーバッグに入れて乗ると、ロードバイクでのライドとは一味ちがう負荷がかかり、それはそれで辛かったライドでした。
そして、自転車と秋桜を撮り、写真を撮り終えて、自宅へ舞い戻ろうとすると、夕飯の時間でもないのに腹の虫がなるではありませんか。慌てて店を探すと。
一軒の蕎麦屋が!
なので、グルメの話題はおそばの話です。鹿児島の食材は独特なものが多く、おいしいものが多いです。おそばは全国共通のもので、関東や関西やどこでも知られるおそばと同じ…というわけではないんですね。
つゆがあまい 麺がぶちぶち切れる つけあげが入っている
という3つの特徴があります。つゆの甘さは桜島フェリーのやぶきんでもお馴染みのあの甘さ。県外の方、観光客は「砂糖が入ってるの?」といいますが、全く違いまして、店により個性はありますが、煮干し、こんぶ、いりこ、鶏ガラ、しいたけなどをダシにしているのと、味を整えるための醤油がそもそも甘いからなのです。
麺がぶちぶち切れる。これこそが鹿児島の蕎麦。もちもちなコシがあると私は違和感を感じます。なぜぶちぶちきれるのか、つなぎに山芋などを使わないというのもあるかもしれませんが、コシを出すという演出をしないのが特徴かもしれません。関東ののどごしのある麺とは違いますね。
年越しそばを年に一度は食べる習慣で、家庭でも店でもかかせないのがつけあげ。今回行った所は入っていないところでしたので店によって入れる所とないところあります。つけあげが入っていないと、どことなく物足りなさをちょっと感じるのは鹿児島の県民性なのではないかと感じます。
鹿児島にいらしたときには、たくさんの美味しいものありますが、駅ビルにも入っている地元チェーン店、地元人が愛するおそばを食すのも、一種の鹿児島を感じるグルメかもしれません。
《上水流晋》