いよいよ開幕した仁川アジア大会。2日目にしてはやくも日本人メダリストが誕生した。
武術の男子長拳に出場した市来崎大祐(いちきざき だいすけ)はトップと僅差の3位に入り、銅メダルを獲得。市来崎はアジア大会で2大会連続のメダルを獲得した。
武術はオリンピックにはない、アジア大会ならではの種目。ゆったりとした動きの太極拳、どっしりとした構えから力強い動きを披露する南拳、高く速く華麗な動きを見せる長拳の3種類が実施されている。
最後のアジア大会になるかもしれないと挑んだ仁川。惜しくも悲願の金メダルには届かなかったものの、会心の出来に市来崎は満足そうな表情で会場を後にした。
《岩藤健》
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