関東を中心に30店舗を展開するスポーツバイクショップのワイズロードによる「第1回ワイズロード社内試乗会」が行われた。
この試乗会は、ショップスタッフが最新2015年モデルにいち早く試乗し、その魅力を体感することで、今後の販売・接客に役立てるためのもの。この日は30店舗のうち一部をのぞいて臨時休業し、全国から約180人のスタッフが参加した。
コースは1周約5km。国内外26ブランドの協力で、ロードバイク、マウンテンバイク、小径車など約300台の試乗車が用意され、その乗り味を実際に走って確かめた。また、ステージ上では各ブランドのスタッフからイチオシモデルの紹介もあり、その魅力を伝えた。
試乗だけでなく、メーカーや輸入代理店のスタッフとワイズロードのスタッフが直接コミュニケーションをとることで、今後の接客に役立つ情報も手に入れていた。
ワイズロードを展開するワイ・インターナショナルの伊藤孝彦社長は
「ひとつのスポーツバイクは1~3年の時間をかけて作られる。例え自分がこれは好きじゃない、脚に合わないと思うモデルでも、他のお客さんには合うかもしれない。必ずいいところを見つけて、その魅力を店頭で伝えてほしい」
と試乗会の意図を説明。
「ここ数年、スポーツサイクルのすそのは広がり、インターナットや雑誌なで得られる情報も増えてきた。しかし、我々プロショップはその裏にある情報を大事にしたい。スタッフの中には普段はしっかり自転車に乗る機会がなかったり、バイクブランドの担当者と直接話す機会がない人もいるので、こういう機会を設けてよかった。スタッフが楽しそうに試乗してくれたのが何より。今日はロードバイクが中心だったが、今後は山でMTB、海でトライアスロンなどいろんなイベントを企画していきたい」と話していた。
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