元世界王者トル・フースホフト(BMCレーシング)が、9月20日に行われるベルギーのワンデーレース、プリムス・クラシック・インパニス~バンペテヘムを引退レースとすることがチームから発表された。
フースホフトは、36歳のノルウェー人。プロ選手として15年間活躍し、2010年にはロード世界選手権で優勝。ツール・ド・フランスではステージ優勝10回、ポイント賞2回を獲得し、ノルウェー選手権でもロードレースとタイムトライアルで計3度のタイトルに輝いた。BMCレーシングには3シーズン所属し、9勝を挙げたが、今年6月に引退を表明していた。
BMCレーシングのジム・オショウィッツ会長兼GMは「トルがキャリアの終盤にBMCレーシングの一員だったことは、本当に喜ばしいことだった。彼がこのスポーツに、特に彼の地元ノルウェーで与えたインパクトは忘れられない」とフースホフトの功績を称えている。
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