2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月7日の第15ステージ後半の2級山岳の下り、メイン集団前方で走っていたヨナタン・カストロビエホ(モビスター)が雨に濡れた路面で落車した。
自転車はコース上に取り残されたものの、カストロビエホの体は崖下に投げ出された。幸い崖は浅く、草木がクッションとなったようでカストロビエホは左足首の軽い打撲と痛みのみでレースに復帰し、このステージを完走した。
このときの状況についてエースのアレハンドロ・バルベルデは「僕たちはひとつ目の上りで集団の前に出て、下りの前半もそこに留まるつもりだった。そこは危険な下りだし、そうすればあらゆる危険を避けられるからだ。僕たちは慎重に、必要以上のリスクを冒さないようにしていたけど、カストロビエホがクラッシュしたんだ」と説明していた。
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