2014年ブエルタ・ア・エスパーニャの9月3日の第11ステージ、ナイロ・キンタナ(モビスター)らも巻き込まれたステージ序盤の集団落車でスティーブ・モラビート(BMCレーシング)も犠牲となった。
チームの公式サイトによると、モラビートが地面に横たわっているときに、大会関係車両のオートバイが彼をひいていったと伝えている。
幸い、大事には至らなかったもののリタイアを余儀なくされたモラビートは「何が起こったのかわからない。右側から数人の選手が来て、数秒後にオートバイが地面に転がっている僕をひいたんだ。すごく痛かったよ」と状況を振り返った。
チームドクターのスコット・メジャーは、モラビートは右臀部の大たい骨上部付近に内出血による大きな血腫があると説明。さらに擦過傷と背中側のろっ骨に打撲傷があるが、「幸い、どこも骨折していない。肩も脱臼していたが、彼はコース上で元に戻すことができた」と話していた。
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