UCI(国際自転車競技連合)のもとで、2014年ツール・ド・フランスのアンチドーピング検査を行ってきた自転車競技アンチドーピング基金(CADF)は、すべてのアンチドーピング検査の結果が明らかになり、違反に相当する分析結果はなかったと報告した。
9月2日、UCIのプレスリリースが伝えている。
CADFは2014年のツールで計719の血液サンプル、尿サンプルを収集。なお、2013年は計622サンプルだった。このうち197はアスリート・バイオロジカルパスポートと医療監視のために競技前に集められ、522がレース中に収集された。
UCIのブライアン・クックソン会長は「2014年ツール・ド・フランスの運営に協力してくれたアンチドーピング団体に感謝したい。特にフランス・アンチドーピング機関と英国アンチドーピング機関、さらには世界アンチドーピング機関(WADA)とCADFもだ。情報共有のおかげで、検査範囲の有効性と全体的なアンチドーピングプログラムが改善された」と各団体の協力で、アンチドーピング検査が強化されたと評価している。
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