【GP西フランス・プルエー14】好調シャバネルが頭脳的な走りで初優勝 IAMにワールドツアー勝利をもたらす | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【GP西フランス・プルエー14】好調シャバネルが頭脳的な走りで初優勝 IAMにワールドツアー勝利をもたらす

スポーツ 短信
シルバン・シャバネル(IAMサイクリング)
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フランスのワンデーレース、2014年GP西フランス・プルエー(1.UWT)が、フランス・ブリュターニュ地方プルエーの周回コースをめぐる230kmで行われた。UCIワールドツアーにも組み込まれているビッグレースだ。

最終周の上りで7人の先頭集団が抜け出し、追いかけるメイン集団を振り切ってゴール前へなだれこんだ。最後はこの7人の中でのスプリント勝負となり、タイミングよく加速したフランスの35歳のベテラン、シルバン・シャバネル(IAMサイクリング)がこのレース初優勝を飾った。

2位はアンドレア・フェディ(ネリ・ソットーリ)、3位はアルトゥール・ビショ(FDJ)。8位以下のメイン集団は2秒差でゴールと、ギリギリの勝利だった。

ツール・ド・フランスではあまり活躍できなかったシャバネルだが、直前に地元で行われたツール・ドゥ・ポワトゥー・シャラントで総合優勝を挙げるなど、シーズン後半戦で調子を上げてきている。昨年創設されたスイスのプロコンチネンタルチーム、IAMサイクリングにとっては、UCIワールドツアーのワンデーレースで初勝利となった。

シャバネルは「最高だ。正直、勝てるとは思ってなかった。最後は集団スプリントで終わると思っていたからね。僕はあまり力を使わずに、最後の3周を待った。それからは賢く走ったんだ。最後は追い風で、遠くからスプリントを開始した。誰も僕を追い越せなかったね。すばらしい1週間だ。地元のレースを勝って、それからGP西フランスだ」と喜びを表わしていた。

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