2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月30日の第8ステージ、ティンコフ・サクソは終盤の横風区間で再び激しい攻撃を敢行した。
結果的に総合争いのライバルたちにタイム差をつけることはできなかったが、エースのアルベルト・コンタドールは集団のペースアップと自らのアシストに奮闘したチームメイトのダニエーレ・ベンナーティを「イタリアの機関車」と称えた。
またチームを通じ、ステージ終盤は自らのタイヤがパンクしていた可能性があったことも明かした。
「ベンナ(ベンナーティ)は、今日のような日は生命保険だね。彼はずっと僕をいい位置にキープしてくれたし、感謝しかないよ。彼はお金では買えない『馬車馬』だね。僕をポケットの中に入れていたようなものだよ。集中して彼とコミュニケーションをとることが重要だった。プロトン(集団)内で離ればなれになったら、意味がないからね」
「ラスト50kmは不安だった。なぜかはわからないけどパンクしていたと思ったし、止まってホイール交換したら、最悪の事態になると考えたんだ。でも、すべてが完璧に展開して、チームはすばらしかった」
「今のところはとてもハッピーだよ。第8ステージを終えて、総合3位は想像していなかった。でも、まだ先は長いよ」
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