【高校野球2014夏】盛岡大付の松本、本調子から遠く敦賀気比の猛打に散る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球2014夏】盛岡大付の松本、本調子から遠く敦賀気比の猛打に散る

スポーツ 短信
高野連webサイトより
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夏の甲子園は大会10日目。

◆第二試合、二松学舎大付(東東京)vs沖縄尚学(沖縄)

試合は初回に動いた。1回裏、沖縄尚学の攻撃。四球とエラーが重なり0アウト1、3塁とし3番西平がレフト前タイムリー、4番安里のときピッチャー岸田の暴投で1点追加、5番久保がセンター前で3点。ここで二松学舎は投手を大黒にスイッチ。6番上原がライトオーバーのタイムリーで4点目。

二松学舎大付はここから追い上げる。2回表に1点、3回表には2アウト2、3塁から6番秦が左中間フェンス直撃のタイムリー3塁打で2点を追加し3-4とする。

さらに4回表には、9番三口の3塁打を足がかりに加点し4-4の同点。1アウト2、3塁とし4番小峯はスクイズ失敗となるも、三本間に挟まれたランナーが生還し5-4の逆転に成功。

6回裏。沖縄尚学の攻撃。2アウト3塁からピッチャーの暴投で3塁走者が生還し5-5の同点に追いつく。

試合はそのまま9回へ。

二松学舎大付は9回表の攻撃でランナーを2塁まで進めるも、一本が出ず。

9回裏の沖縄尚学の攻撃。2番中村がセンター前で出塁。3番西平が送りバントで1アウト2塁とし、4番安里が左中間にタイムリー、走者が生還し、沖縄尚学がサヨナラ勝ち。


◆第三試合、城北(熊本)vs三重(三重)

2回裏三重の攻撃。四球、バント、四球から8番中林がタイムリーで先制。9番今井も2点タイムリー、2番佐田がライト前で4点目、3番宇都宮もセンターオーバーの二塁打で合計5点を先制する。

3回にも追加点を奪った三重。

5回表城北の攻撃。死球とヒット、四球で0アウト満塁とし、1番安達(勇)がタイムリーで先制。2番安達(麗)は三振。3番山隈はファーストゴロとしたが、後逸の間に2者が還り2、3点目。4番富田のセカンドゴロの間にさらに走者が還り合計4点を返す。

4-6のまま8回の攻防では両校ともに1点ずつ加え5-7。そのまま試合は終了。11安打で効率的な得点をした三重が競り勝った。


◆第四試合、敦賀気比(福井)vs盛岡大付(岩手)

東海大相模を下してきた盛岡大付の主戦松本は、序盤から調子が出ず、ランナーを抱える展開。2回表には敦賀気比に1点を先制されたものの、その裏にすぐさま同点とする。

3回表、敦賀気比の攻撃。3番浅井がソロ本塁打でいきなり勝ち越し。ヒットや打撃妨害等が重なり、1アウト1、2塁とし7番平沼がセンター前で追加点、その後1死満塁から9番米満には押し出し死球。その後もフィルダースチョイスや犠牲フライ、2本のタイムリー等で、9-1と敦賀気比が大きくリードしたところで盛岡大付の主戦松本は交代。ライトに入る。

敦賀気比はその後も追加点を重ねる猛攻。試合は20安打と打ち込んだ敦賀気比が16-1で完勝した。
《編集部》

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