元ジロ・デ・イタリア王者のイバン・バッソ(キャノンデール)がティンコフ・サクソへ2年契約で移籍することが、8月19日にプレスリリースを通じて発表された。
イタリア人で36歳のベテランのバッソは、2006年、2010年の2度ジロ・デ・イタリアで総合優勝を飾り、ツール・ド・フランスでも表彰台に上るなどグランツールで活躍してきた。2012年にはジャパンカップで優勝し、日本でも人気が高い。
ティンコフ・サクソはペーター・サガンに続き、キャノンデールから再びエース級選手を獲得したことになった。
チームオーナーのオレグ・ティンコフは「アルベルト(コンタドール)、ペーター(サガン)、ラファル(マイカ)、そして今イバンが加わり、我々はナンバー1チームとなるだろう。2007年にはイバンと一緒にランチをしたことがあるし、そのときすでに私のチームに入ってほしかったんだ。彼はジロでマリアローザを獲得するのに重要な財産になれると思う」と、バッソにジロでの活躍を期待している。
バッソは「僕はオレグ・ティンコフのプロジェクトに感銘を受けた。新人の決意と意欲を持ってゼロからスタートするけど、ベテランの頭脳と経験も持っているんだ」と抱負を語っている。
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