2014年エネコツアー(UCI2.WT)、8月13日の第3ステージ・個人タイムトライアルを終え、ラルス・ボーム(ベルキン)は白のリーダージャージを獲得した。
しかし、オランダ出身のボームは、前日の第2ステージのゴール地点が故郷の町だったことから「昨日、このジャージを獲りたかった」とちょっと残念そうな表情を見せた。
第2ステージでボームは、ゼネク・スティバル(オメガファルマ・クイックステップ)にわずかに及ばずステージ2位となり、総合でもスティバルから1秒差の2位に終わっていた。
「でも今日、新リーダーになれてとてもうれしいよ。いずれにせよ、昨日は最高の1日だった」
この日の第3ステージはステージ優勝のトム・ドゥムラン(ジャイアント・シマノ)から19秒差の9位で終えたが、スティバルを逆転するには十分だった。
「トムは世界最高のタイムトライアリストのひとりだ。もちろん僕はもっと速く走りたかったけど、9位だったしこのタイムは十分だ。コースは短かったし、コーナーもあったしね」
2012年以来のエネコツアー総合優勝を目指すボームは「ツール・ド・フランスは好調のまま終えた。今は大変な週末のことを考えているよ。明日は平坦だけど、週末は地獄になるだろう。最初はツール・デ・フランドルのようなコース、そしてリエージュ~バストーニュ~リエージュのようなコース、日曜日にはアムステルゴールドレースのようなコースに向かうんだ」と今後のステージに向けて気持ちを引き締めていた。
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