【エネコツアー14】第1ステージ、強風と落車に翻弄されたレースでグアルディーニがスプリント勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【エネコツアー14】第1ステージ、強風と落車に翻弄されたレースでグアルディーニがスプリント勝利

スポーツ 短信
中央がアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)2014年ツアー・オブ・デンマークより
  • 中央がアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)2014年ツアー・オブ・デンマークより
  • トム・ドゥムラン(ジャイアント・シマノ)
オランダとベルギーを舞台とするステージレース、2014年エネコツアー(UCI2.WT)が8月11日に開幕。第1ステージは、オランダ北部のテルネーゼンをスタート&ゴール地点とする平坦の183.1kmで争われた。

ステージ序盤、ローレンス・デブレーゼ(ワンティGG)が単独アタック。約2分の差を築くと、集団から2人の追走が追いつく。先頭3人は北海からの強風が吹きつける中、10分近い差を広げる。

メイン集団は、ゴールスプリントを狙うロット・ベリソル、FDJがコントロール。残り40kmではチームスカイがペースを上げ、集団が一時分裂する。

残り18kmですべての逃げは吸収されるが、なおも集団は高速で進行。一時は雨も降り、ロータリーを通過するたびに落車が発生し、有力スプリンターのマシュー・ゴス(オリカ・グリーンエッジ)なども巻き込まれる。

ゴール前では、スプリンターからチャンスを奪おうと何人かがアタックを仕掛け、最後はトム・ドゥムラン(ジャイアント・シマノ)が単独でゴールを目指す。しかし、残り20mでスプリンターのアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)がドゥムランを捕まえ、そのまま勝利をつかみとって、リーダージャージも手に入れた。2位はヨアン・ジェーヌ(ユーロップカー)、3位はダビデ・チモライ(ランプレ・メリダ)。

先週のツアー・オブ・デンマークでも2勝を挙げた好調グアルディーニは、残り30kmで落車しながらも復帰して見事に勝利を飾った。

大会公式サイトを通じ、グアルディーニは「今日は風が強くてタフな1日だった。ドゥムランは強力なタイムトライアリストだけど、向かい風だったので彼が踏ん張り続けるのは不可能だった。僕は残り200mでスプリントをスタートした。今が僕のキャリアで最高の期間かもしれない。デンマークで2勝して、今日はアスタナで初めてのワールドツアー勝利を挙げたんだ」と喜んでいた。

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