大会3日目、第4試合も熱闘になった。
広陵(広島)vs三重(三重)は、広陵が先制し、三重が追いかける展開。先制は2回表の広陵。ランナーをおいた状態から6番廣兼がタイムリー二塁打などで2点。4回裏、三重がおいつく。
しかし7回表、広陵は8番吉川の本塁打で勝ち越し。3-2。さらに追加点をあげ4-2と三重を突き放す。
粘る三重は9回裏。2アウト満塁から2番佐田がタイムリーを放ち土壇場で4-4の同点に持ち込む。
延長11回裏、三重はヒットやエラーで1アウト満塁としタイムリーの2番佐田を迎えるが、広陵の主戦吉川は佐田をセカンドゴロに打ち取り本塁封殺。2アウト満塁としたところで、3番宇都宮。ここまで粘投してきた吉川だったが、1ストライク3ボールから、右打者の宇都宮に投じた169球目が内角にわずかに抜けるかたちで外れ、押し出しフォアボールとなった。
試合は4-5で三重が広陵に競り勝った。
《編集部》
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