自然が多いにも関わらず、車が増え続け、車社会と言われてきたカナダ・バンクーバーでは、Greenest city 2020 Action Planが現在進行中である。
これは2020年までに、特にカーボン・ゴミ・エコシステムの集中的に見直していくというもの。
そのプランの中の一つに、グリーン トランスポーテーション(グリーンの輸送)というものがある。
今まで車に頼っていた輸送を、自転車や歩行または公共交通機関にすることで、CO2の削減に繋げる狙い。このためには、公共交通機関の利便もさることながら、自転車のパスも拡大していく必要がある。
2008年には40%がこれらの輸送を使っての移動だったが、2012年には44%そして、Action Planのゴール2020年には、50%の数字を目指している。
車社会から、自然に優しい輸送手段へと、バンクーバーも変わりつつあるようである。
《さくら 麻美》