米国サンフランシスコで開催されているGoogleの開発者会議・Google I/Oにて、「Android One」がアナウンスされた。
Android Oneは新興国向けのプログラム。Android、Chrome&AppsのバイスプレジデントのSundar Pichai氏は、母国インドの例を挙げながら「新興国では、大勢の人がスマートフォンを持っていない。私がインドに帰った時、人々が生活のなかでデバイスを使っているのが印象的だったが、それらの人が人口の10%しかすぎないことを知って幻滅した。私たちはこの状況を変えたい」とスピーチ。Googleはハードウェアのリファレンスプラットフォームを用意し、次世代のスマートフォンを定義。格安で人々にスマートフォンを用意し、プラットフォームとデバイスの普及を狙うとした。
ステージで紹介されたのはインドの携帯電話メーカーであるMicromaxの端末。4.5インチの液晶を搭載し、デュアルSIM、FMラジオ、SDカードスロットを採用している。また。地域に合わせたアプリが用意されるほかAndroidの自動アップデート機能もあるという。インドではMicromaxのほか、Karbonn、spiceといったメーカーがこれらの端末を100ドル以下で販売する。
Google、「Android One」発表!新興国用に100ドル以下の低価格スマートフォン
《RBB TODAY@RBBTODAY》