ヨーロッパカーの新城幸也がジロ・デ・イタリア第14ステージで落車した。第5ステージに続くケガを負い、痛みに耐えながらカテゴリー1級の上りに入り、20人ほどの最終集団で2つの1級山岳とその間にある2級山岳を越え、32分遅れの165位でレースを終えた。
本格的な山岳ステージとなったこの日はチームエースであるピエール・ローランの総合成績を引き上げるチャンスで、、新城はローランのアシストを命じられていた。「ケガの影響はない」と言ってはいたが、やはり痛みがある尾てい骨から腰に
かけてスタート前のチームバス内で念入りな治療が行われた。
スタート直後に21人の大きな逃げ集団が形成されると、ヨーロッパカーからはペリグ・ケムヌーがここに加わった。この先頭グループには各チームのアシスト選手1~2名ずつ含まれていた。
この動きで鎮静化したように思われたメイン集団内で落車が発生。新城はこの落車に巻き込まれ、ドクターカーで治療を受けた。
ローランは14位でゴールし、総合順位も9位に浮上。新城は最後の集団内で完走したものの、第15ステージに出走するかは未定。
《》
page top