ビーニファンティーニNIPPOデローザが5月18日に開幕する日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の出場メンバーが決定した。宮澤崇史をはじめとした実力と経験を兼ねそろえるベストメンバーで、1つでも多くの勝利を目指す。
同チームの布陣は宮澤崇史(日本)、グレッガ・ボレ(スロベニア)、アレッサンドロ・ビソルティ(イタリア)、ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)、アレッサンドロ・マラグーティ(イタリア)、ウィリー・シミット(南アフリカ)。監督は大門宏とイタリア人のアレッサンドロ・スペシャレッティ。
「身体がフレッシュな状態で、さらに絞れてきている。この大会からしっかりと結果を出せる身体ができてくるといいと思う」と宮澤。
「チームとしてはステージ優勝を狙っていく。去年、デネグリは南信州ステージで勝っているし、シミットやビソルティも登坂力に優れ、富士山で勝てる力をもっている。常に前に前に、勝ちにいくレースをしたい。総合はその上でついてくるものと考えている。チームメイトはみなモチベーションが高く、いいイメージをもって来日している。チーム一丸となって、それぞれの得意な部分を出し合い、チームワークを発揮して勝利をつかみたい」
大門監督も「今回のツアー・オブ・ジャパン出走メンバーは、来日前日までステージレースを走っていたのでコンディションを心配していたが、無事ベストメンバーでスタートを迎えられて今はホッとしている」という。
「 毎年のことだが、今回もNIPPOをはじめ、日本の市場を重視しているワインメーカーのファルネーゼ社、サポート3シーズン目を迎えるデローザ社(日本総代理店日直商会)からの期待に応えられるようにベストを尽くしたい。
昨年バリアー二で連覇を果たしたときは、富士山以外のステージでは勝利を目標に掲げられなかったが、今年はゴール勝負を得意とするメンバーがそろっているので、ステージ優勝を目標にチームワークを活かしたいと思う」
《編集部》
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