スイスのステージレース、ツール・ド・ロマンディは5月1日、第2ステージがシオンからモントルーまでの166.5kmで行われ、地元スイスのミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)が優勝。第1ステージと同様にスプリントで勝ち、2連勝となった。
時折小雨が降るウェットな路面の中、2人の選手が早々に逃げた。共にスイス人のマルティン・コーラー(BMCレーシング)とパーミン・ラング(イアムサイクリング)だ。2人は残り50kmの時点でメイン集団と5分のタイム差があったが、残り3kmを切ったところで吸収された。
そのまま集団はゴールスプリントにもつれ込んだ。総合1位のリーダージャージを着るミカル・クビアトコウスキー(ポーランド、オメガファルマ・クイックステップ)も積極的にスプリントに加わる。
しかし勝利はこの日もアルバジーニがつかんだ。さらにボーナスタイムで総合タイムから10秒引かれることになる。これによりクビアトコウスキーとの総合タイム差を5秒逆転することに成功、リーダージャージも獲得した。
4日目の第3ステージは、1級山岳ポイントを4つ超える山岳ステージとなる。大会は5月4日、第5ステージまで行われる。
《五味渕秀行》
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