ツール・ド・フランス最終日のシャンゼリゼで女子レースが復活 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツール・ド・フランス最終日のシャンゼリゼで女子レースが復活

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ツール・ド・フランス最終日のシャンゼリゼで女子レースが復活
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ツール・ド・フランス最終日の7月27日にパリ・シャンゼリゼの周回コースで女子レース「ラクルスbyルツール・ド・フランス」が開催されることになった。ツール・ド・フランス主催社ASOが発表した。

1984年から89年まで女性版ツール・ド・フランスが男子集団に先行して走っていた。「ツール・ド・フランスフェミナン」という大会名で、フェミナンはフランス語で女性という意味だ。

男子よりも短い距離、短い日程ながら同じコースを使って3時間ほど前を走る。1区間は男子が走るコースの途中からで、ゴールは同じという具合だ。開催期間は10日ほどだが、最終日は男子と同じ期日のパリ・シャンゼリゼ。

しかし開催は6年で終わった。客観的に見てそれも仕方ないと納得した。運営が大変で、興行としても成り立たなかったからだ。

「前座」といってもそれなりに審判団などの人材が必要。交通規制も長時間になる。実力差にばらつきがあり、脱落した選手が男子レースの1時間前を走る広告キャラバン隊に追いつかれる。宿泊地が同じなので、収容能力に無理が生じる。観客は男子レースだけに興味があるので、女子を応援する人はあまりいない。ボクも最終日のシャンゼリゼを観戦したが、女子レースの到着時はどこでも観戦できたが、男子が到着するときの沿道は幾重にも観衆が連なった。

その後もフランスで一番大きな女子レースは開催されていたが、ツール・ド・フランスを主催するASOは「ツール・ド・フランス」の名称を使用することを認めなかった。その大会も2009年に終了。

そして2013年夏に女子の有力選手たちが支援者の署名を集めて女子版を復活させるようにASOに要望書を提出。それが今回の開催につながった。正式の大会名は、La Course by Le Tour de France。10月に開催される「さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランス」と同様に、ツール・ド・フランスの本質をまとった注目イベントである。
《山口和幸》

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