
MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、「2025年における驚異的な10大ニュース」と題した記事を掲載。ウィル・リーチ記者が2025年シーズンを振り返り、目を引いた重要なトピックを紹介している。
今季、2年ぶりに投手として復帰し、再び二刀流として輝きを放ったドジャースの大谷翔平投手。ポストシーズンでの驚異的なパフォーマンスが、「史上最高の試合」として称えられている。
◆ド軍を連覇に導いた“日本人トリオ”を公式絶賛 山本由伸が1位、大谷翔平3位 佐々木朗希は「日本の天才」と称賛
■ブルワーズ戦で圧巻パフォーマンス
大谷は6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりに公式戦のマウンドに上がり、短いイニングでの登板を重ねながら投手としての本格復帰を目指した。シーズン終盤には投球制限も緩和され、投打で存在感を発揮した。
“二刀流・大谷”が真価を発揮したのは、10月17日(同18日)に行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。この試合で「1番投手兼DH」で先発した大谷は、6回2安打10奪三振無失点と圧巻の投球を披露。さらに打者としても、第1、3、4打席でホームランを放ち、3打数3安打3打点の活躍を見せた。
MLB公式サイトのリーチ記者はこの試合を「ショウヘイ・オオタニが史上最高の試合をした」と見出しを立てて紹介。4度目のリーグMVP受賞や、2年連続の世界一達成といった功績の中でも、この試合をキャリアにおける最も象徴的な瞬間と位置づけている。
記事では、「彼は間違いなく史上最高の試合をした」と断言しつつ、「こんな試合は見たことがないが、ショウヘイのことを知っている限り、きっとまた同じようなことをやってのけるだろう」と、“伝説の再来”にも期待を寄せている。
投手復帰1年目ながら、自己最多の55本塁打を記録するなど、今季も圧倒的な活躍を見せた大谷。投打二刀流で歴史を刻み続ける大谷は、来季以降も野球界に“伝説”をもたらすのか。今後の活躍にも期待が高まる。
◆大谷翔平の来季は「3度目本塁打王&146奪三振」 米データサイトの成績予測システムが算出……勝利貢献度「WAR8.1」
◆「史上最高」大谷翔平、2025年の“伝説の瞬間”に選出 「3本塁打&10奪三振」でWSに導いたNLCS第4戦、公式Xも称賛



