【MLB】WS前日に緊急事態……ベシア離脱でドジャースのブルペン陣はどうなる? 「より大きな負担が佐々木朗希にかかる」と米メディア指摘 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】WS前日に緊急事態……ベシア離脱でドジャースのブルペン陣はどうなる? 「より大きな負担が佐々木朗希にかかる」と米メディア指摘

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【MLB】WS前日に緊急事態……ベシア離脱でドジャースのブルペン陣はどうなる? 「より大きな負担が佐々木朗希にかかる」と米メディア指摘
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ドジャースは23日(日本時間24日)、救援左腕のアレックス・ベシア投手がチームを離脱すると発表した。

球団によると、離脱理由は家族の問題に向き合うためで、公式Xは「心から悲しいお知らせですが、アレックス・ベシア選手は、妻ケイラさんとともにチームを離れています。ドジャース組織全体は、ベシア一家に心からのお見舞いと祈りを送っています」と伝えた。

ワールドシリーズ(WS)の開幕前日に発生した緊急事態をどう乗り越えるのか、チームの総合力が試されることになった。

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■タナー・スコットのロースター入り有力

ベシアは今季、68試合に登板して4勝2敗、26ホールド5セーブ、防御率3.02をマーク。貴重なリリーバーはポストシーズンでも活躍し、7試合で2勝0敗4ホールドを記録。最近は6試合連続で無失点投球を続けており、佐々木朗希投手とともに“勝利の方程式”の一角として起用されていた。

報告を受けたデーブ・ロバーツ監督は「どうロースターを調整していくか、検討しているところ。彼の代わりとなる枠をどう埋めるか、現在そのプロセスを進めている」と話し、ベシアがWS期間中に復帰できる可能性については「不透明」とした。続けて「現時点では日々の状況を見守るしかない。今のところ具体的な見通しは立てていない」と明かした。

新たにロースターに加わるのは、同じ左腕のタナー・スコット投手が有力。下半身にできた膿瘍を切除した影響により1カ月ほど実戦から離れているが、すでに体調は回復。今季のセーブ失敗はメジャー最多の10回を数えたが、チーム最多となる23セーブを残しており、WSでの完全復活に期待がかかる。

■ブルージェイズ打線は右打者が中心

ただ、ブルージェイズ打線は、主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手をはじめ、ベテランのジョージ・スプリンガー外野手、今ポストシーズンの打率.429のアーニー・クレメント内野手ら右打者が中心。さらに、WSから復帰が予想される強打者ボー・ビシェット内野手も右打者であり、ドジャースのブルペンは今回、左のリリーバーよりも救援右腕が忙しくなりそうな雲行きだ。

そのため、米メディア『ヤフー・スポーツ』も「より大きな負担が、ロウキ・ササキ(佐々木朗希)、ブレイク・トライネン、エメット・シーハンの肩にかかることになりそうだ」と指摘した。

先発投手から直接クローザーの佐々木へつなぐのが、ドジャースのベストシナリオになるが、それをブルージェイズ打線が許してくれるか、注目ポイントとなりそうだ。

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