【MLB】最強左腕スクーバルにトレードの可能性浮上 「ドジャースは真っ先に獲得に動く」と米メディア ヤンキース、メッツと三つ巴か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】最強左腕スクーバルにトレードの可能性浮上 「ドジャースは真っ先に獲得に動く」と米メディア ヤンキース、メッツと三つ巴か

新着 ビジネス
【MLB】最強左腕スクーバルにトレードの可能性浮上 「ドジャースは真っ先に獲得に動く」と米メディア ヤンキース、メッツと三つ巴か
  • 【MLB】最強左腕スクーバルにトレードの可能性浮上 「ドジャースは真っ先に獲得に動く」と米メディア ヤンキース、メッツと三つ巴か

最強左腕タリク・スクーバル投手(タイガース)の去就が注目を集めている。フリーエージェント(FA)になるのは2026年シーズン終了後だが、チームが今オフのトレードに応じる可能性が浮上している。破格の契約条件が必要となるため、オファーを出せる球団は限定的。ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースのほか、ヤンキース、メッツという富裕球団の名前があがっている。

◆ドジャースはFAのタッカー獲得で「打線最大の弱点を埋める」 地元メディアはカブス主砲確保でコンバートの可能性も指摘

■タイガースとの契約延長交渉は難航

スクーバルは昨季、ア・リーグ投手3冠王(18勝・防御率2.39・228奪三振)に輝き、断トツでサイ・ヤング賞を獲得した。今季も13勝6敗で、リーグトップとなる防御率2.21をマーク。2年連続でのサイ・ヤング賞獲得が有力視されている。

そんな「球界最強左腕」の周囲が、にわかに騒がしくなっている。FAとなるのは来季終了後だが、契約延長を求めるチームはすでに交渉を開始。具体的なオファーも提示したようだが、スクーバル側の希望条件とは隔たりが大きく、交渉は難航。折り合う可能性は低いと見られている。

そのため、タイガースとしてはFAでチームを去られるより、見返り(交換要員)が得られる今オフでのトレードを検討し、他球団からのオファーに応じる用意があるとされている。

そこで、複数の米メディアは新天地を予想。まず、『ドジャース・ウェイ』は18日(日本時間19日)、「タイガースとスクーバルの契約交渉における隔たりは、ドジャースとの大型トレードを示唆している」と指摘。「タイガースはエースをトレードに出す意思があるだろうか。もし答えがイエスなら、ドジャースが真っ先に獲得に動くチームになることは、ほぼ間違いないだろう」と記した。

■新天地での契約は4億ドル視野

一方、『The Athletic』は同日、「スクーバルがトレード可能となれば、メッツはこのエースを獲得できるだろうか」と提示した上で、「メッツは先発投手陣により多くのイニングを投げてもらいたいと考えており、スクーバルはその解決策になる」とした。

そのほか、『CLUTCH POINTS』も「ヤンキースは今オフ、先発投手の補強を目指しており、スクーバル獲得へ向けてタイガースが断れないようなトレードパッケージを提示する可能性がある」と主張。ルイス・ギル投手、ウィル・ウォーレン投手、若手有望株のスペンサー・ジョーンズ外野手が交換要員になると言及した。

実際に獲得しようと思えば、年俸総額として4億ドル(約591億円)を準備する必要があると言われており、さらに交換要員として主力クラスと若手有望株を手放すことも覚悟しなければならない。そうなると、現実的に手を上げることができる球団は限られてくる。ドジャース、メッツ、ヤンキースという“常連”の名前が出てくることは必然かもしれない。

◆米老舗誌が報じたヌートバー移籍の可能性 外野手補強が今オフ課題のドジャース加入で「WS出場のチャンス」

◆ドジャース、今オフも大型補強を続行か……ターゲットに“安打製造機”クワンが再浮上 米メディアは若手右腕シーハンとのトレードを予想

◆大谷翔平、公式記者が論じた「ショウヘイが史上最高の試合をした理由」 投打で達成した“史上初”の偉業 圧巻スタッツに驚愕

《SPREAD》
page top