
米スポーツメディア『The Athletic』は先日、「スプリングトレーニングにワクワクする8つの理由」と題して記事を公開。キャンプの見所などを紹介したが、その中に「適応を図る日本人スター3選手」というテーマも入った。新たに海を渡った村上宗隆内野手(ホワイトソックス)、岡本和真内野手(ブルージェイズ)、今井達也投手(アストロズ)のアジャスト具合も注目ポイントになると指摘した。
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■村上宗隆は「パワーを生かせるか」
『The Athletic』は今回、春季キャンプにおける“見所8選”を紹介。選んだのはレッズやナショナルズなどでGMを務めたジム・ボウデン氏で、8選の1つとしてルーキーイヤーとなる日本選手に注目。「適応を図る日本人スター3選手」というテーマを設け、メジャーへの順応具合がキャンプで垣間見えるとした。
同氏はまず村上に言及。パワーはあるものの三振の多さが懸念されるとした上で、「スプリングトレーニング、そしてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)という舞台は、彼が十分にコンタクトできるかどうか、そして日本で発揮してきたケタ外れのパワーを米国でも生かせるかどうか、それを見極める最初の手がかりとなるだろう」とした。
続いて岡本に触れ、「優れた打撃技術と我慢強いアプローチを持っているため、ムラカミよりパワーで劣るもののリスクは低い」と評価。ただ、同氏は打撃よりも守備に注意が必要とした。
■今井達也は「どれだけ通用する?」
「キャンプにおける最大の焦点は、オカモトが三塁を守った時、どのように映るかだ。ブルージェイズは昨年、球界でも屈指の守備力を誇った。しかし、彼のホットコーナーでの守備力は平均以下と見るスカウトも複数いる」と説明。「守備範囲や一歩目の反応スピードという点で、彼は三塁をどうこなすのか。また、WBC日本代表の三塁を誰が守るのか、ムラカミなのかオカモトなのか……。そのあたりも興味深いポイントだ」と伝えた。
アストロズに加わる今井については、「有望な球種を持ちながら、彼は当初予想されていたような争奪戦を引き起こすことはなかった」と振り返り、その理由として「メジャーの打者相手にどれだけ通用するか、この点について他球団が懸念を示したという話もある」とした。
その上で「イマイはWBCに参加しないため、今春フロリダで、彼の持ち味がどれほど通用するのか、じっくりと見定めることができる」と記した。
今オフに海を渡った村上、岡本、今井はどんなキャンプを過ごし、適応への足がかかりをつかむのか。引き続き関心を集めそうだ。
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