
ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートのペア・フリーが16日(日本時間17日)に行われ、ショートプログラム(SP)5位だった三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)はフリーで世界新となる158.13点を記録。合計231.24点とし、金メダルを獲得した。
ペアでの金メダル獲得は日本人史上初の快挙。SPからの驚異の逆転劇に称賛の声が集まっている。
◆【実際の映像】五輪金“りくりゅう”ペアの歴史的快挙 フリーの“世界新”会心演技と拍手に包まれた表彰台での歓喜の様子
■苦境を跳ね返した圧巻演技
今大会の金メダル有力候補に挙げられてきた“りくりゅう”ペアだが、15日(同16日)のSPではミスが重なり73.11点でまさかの5位。演技終了後には木原が氷上でうなだれるなど、厳しいスタートを強いられた。
しかし、フリーで見せたのは会心の演技だった。冒頭のトリプルツイストを決めると、3連続ジャンプも成功。その後も大きなミスのない、ほぼ完璧といえる圧巻のパフォーマンスを披露した。世界歴代最高の158.13点をマークし、自己ベストの合計231.24点で大逆転の金メダルをつかんだ。
日本史上初のペア種目での金メダル獲得に称賛の声が相次いでいる。ISU(国際スケート連盟)の公式Xは「忘れられない夜。後方から追い上げたリクとリュウイチが新たな五輪王者として戴冠した」と投稿し、「歴史的!リク・ミウラとリュウイチ・キハラがミラノ五輪で華々しいスケーティングを披露し、歴史を塗り替えた」と快挙を称えた。
また、米メディア『NBCスポーツ』は16日(同17日)付の記事で「日本のリク・ミウラとリュウイチ・キハラが完璧な演技で五輪フィギュアスケート・ペアの金メダルを獲得」との見出しで報道。
記事内では「プレッシャーのかかる場面で力強い演技を披露し、日本にとって初の五輪ペア金メダルという歴史的瞬間を生み出した」と評価し、「五輪史上最も劇的な逆転劇の一つを成し遂げた」とその偉業を称えた。
失意のSPから完璧な演技で巻き返しての金メダル獲得となった三浦・木原組。“りくりゅう”が五輪史に残るパフォーマンスで歴史に名を刻んだ。
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