
ブルージェイズのマックス・シャーザー投手は16日(日本時間17日)、敵地T-モバイルパークでのマリナーズ戦に先発登板。5回2/3を投げ3安打2失点で試合を作り、8-2の勝利に貢献した。
5回裏のピンチでは、マウンドへ歩み寄るジョン・シュナイダー監督を大声で一喝。降板拒否の意思を示し、後続を見事打ち取るパフォーマンスも披露した。
◆【実際の動画】さすがに怖すぎる…!レジェンド右腕シャーザーが怒りの「降板拒否」で続投志願!有言実行のパフォーマンス
■怒りの続投志願で有言実行
ブルージェイズは1点ビハインドの3回表、アンドレス・ヒメネス内野手が相手先発ルイス・カスティーヨ投手から逆転2ランを放つなど3得点。4回表には、2番手左腕ゲーブ・スパイアー投手を攻略し、ジョージ・スプリンガー内野手の適時打とワイルドピッチで2点を追加。その後も、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手に本塁打が飛び出すなど打線が機能しマリナーズ投手陣を打ち崩した。
投げては、先発のシャーザーが2回裏に一発を浴びた以降は粘りの投球。5回裏2死一塁の場面では、マウンドへ近づくシュナイダー監督を大声で一喝。続投を志願し、見事後続を三振で切って見せた。
■指揮官「殺されるかと思ったよ、最高だった」
シャーザーの降板拒否には、米メディアも多数反応。『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「マックス・シャーザーは、試合に残れるようとても丁寧にお願いをしました」と、動画を添えてXに投稿。鬼の形相で指揮官を怒鳴りつける、レジェンド右腕の姿に驚きを隠せない様子だった。
試合は、ブルージェイズが8-2で勝利。本拠地連敗から敵地で連勝の巻き返しを見せた。シュナイダー監督は「彼に殺されるかと思ったよ、最高だった」とシャーザーのパフォーマンスを称賛。ア・リーグの優勝決定シリーズは2勝2敗のタイとなっている。
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Max Scherzer was NOT coming out of this game 😳
Facing his next hitter, he picks up the strikeout to end the 5th! pic.twitter.com/EbVoGMOno8
— MLB (@MLB) October 17, 2025