
ア・リーグ西地区のマリナーズは7日(日本時間8日)、敵地コメリカパークでのタイガース戦に8-4で勝利。今季60本塁打を記録したカル・ローリー捕手がポストシーズン初アーチを放つなど、一発攻勢で相手投手陣を攻略。0勝1敗からの連勝で、地区シリーズ突破に王手をかけた。
◆【実際の動画】そんな偶然ある!?ローリーのPS初アーチを“敵地左翼スタンド”で待ち構えていた「61号Tシャツ」男がキャッチ!本人とも笑顔の対面
■「完璧な男がキャッチした」
1勝1敗のタイで迎えた第3戦は、マリナーズ先発ローガン・ギルバート投手が6回85球を投げ4安打1失点。決め球スプリットの制球に苦労するも、要所を締めて7奪三振の好投を見せた。
打線は3回表、相手中継プレーの乱れに乗じて先制点を挙げると、ランディー・アロザレーナ外野手の適時打で追加点。その後も、4回表に今季途中チームへ復帰したエウヘニオ・スアレス内野手が一発。6回表は、キャプテンのJ.P.クロフォード内野手、9回表にはローリーにも本塁打が飛び出してダメ押し。最終回に反撃を浴びたものの、一発攻勢でタイガースを退けた。
ローリーの“今季61本塁打目”となるポストシーズン初アーチは、スタンドにいた「61号はここへ」と書かれた長袖シャツを着た男の元へ。屈指のプルヒッターのローリーが左打席に入り、珍しく敵地左翼スタンドへ流し打った本塁打を好捕という信じられない偶然の連続。MLB公式のXも「完璧な人がローリーの本塁打をキャッチしました」と、速報で伝える幸運だった。
マリナーズは地区シリーズ初戦こそ落としたものの、2連勝で巻き返して対戦成績を2勝1敗に。24年ぶりのリーグ優勝決定戦進出へ王手をかけた。
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