
卓球の「WTTコンテンダーラゴス」は26日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング19位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は同57位のスリージャ・アクラ(インド)と対戦。ゲームカウント4-1で勝利して優勝を果たした。
今大会第2シードで迎えたなか、安定した戦いぶりでタイトルを勝ち取った27歳のカットマンに、大会公式も賛辞の声を贈っている。
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■4月の太原大会以来の優勝
定評のあったダブルスに加えてシングルスでの活躍も光る橋本にとってカギを握ったのが第1シードの早田ひな(日本生命)の動向。優勝候補筆頭だった日本のサウスポーが1回戦で敗れたことで、今季好調の27歳にもチャンスが巡ってきた。
順調に決勝まで勝ち進み迎えたのが早田を下したアクラとの戦い。異質型の相手に対し、立ち上がりから主導権を握った橋本が3ゲームを連取。第4ゲームこそ後のなくなったアクラに9-11で奪われたが、直後の第5ゲームをデュースの末に取り切り、優勝を掴んだ。
大会公式サイトがこの一戦に言及しており、「決勝進出までに優勝候補のヒナ・ハヤタや、第4シードのプリティカ・パパドといった選手たちを破ってきたアクラは、人生最高の調子を見せているように見えた」とインド選手の好調さに触れながら、「トップシードのハシモトは完璧なスタートだった」と立ち上がりの戦いを称賛。「最初の3ゲームを連続で奪い、アクラを非常に危険な状況に追い込んだ」と主導権を握った展開を振り返っている。
橋本は4月の「WTTコンテンダー太原」以来のWTTシリーズの優勝となり、7月の「USスマッシュ」でも現世界ランキング5位の王芸迪(中国)にストレート勝ちを収めてベスト8に入った。27歳を迎えている日本屈指のカットマンがシングルスで快進撃を続けている。
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— World Table Tennis (@WTTGlobal) July 26, 2025