29日に小倉競馬場で行われる第60回北九州記念（GIII、小倉芝1200m）には、葵Sを制した3歳馬アブキールベイ、昨年のアイビスサマーダッシュなど重賞3勝のモズメイメイらが出走予定。
ここでは、過去10年から予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■激走馬多数の福島芝1200m組
昨年から施行時期が6月に変更された北九州記念。今回は、過去10年の同レースから前走コース別成績をローテーションの参考材料とする。
・新潟芝1000m組【2.3.2.26】・小倉芝1200m組【2.2.0.12】・中京芝1200m組【2.1.3.24】・福島芝1200m組【2.0.3.30】・阪神芝1200m組【1.1.1.5】・京都芝1200m組【1.1.0.9】・中山芝1200m組【0.1.0.6】・京都芝1400m組【0.1.0.4】・函館芝1200m組【0.0.1.6】
勝ち馬に目立った偏りはみられないものの、新潟や小倉、福島といった直線非急坂コースから臨んだ組の好走が多い印象。今年は前走京都芝1200m組のアブキールベイ、オタルエバー、キタノエクスプレス、ヤマニンアルリフラなどが該当馬だ。
なかでも注目は福島芝1200m組。馬券内に入った5頭の内訳は16番人気1着、8番人気1着、9番人気3着など人気薄激走馬がズラリ。単勝回収値531と配当妙味は抜群だ。このローテーションから臨むレッドヒルシューズは舞台巧者でもあり、出走が叶えば穴馬候補として要警戒。
■春雷S上位2頭には「0.1.0.6」該当
前走春雷S組のヨシノイースター、ロードフォアエースも人気が予想されるが、前走中山芝1200m組は【0.1.0.6】と振るわない結果に。のちのスプリンターズS勝ち馬ジャンダルムも1番人気7着と凡走を喫している点から、上位評価とするには二の足を踏んでしまう印象だ。
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