「二度と立ち上がれないように」中谷潤人、井上尚弥とのドリームマッチは“一発KO”狙いか……米リング誌が報道 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「二度と立ち上がれないように」中谷潤人、井上尚弥とのドリームマッチは“一発KO”狙いか……米リング誌が報道

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「二度と立ち上がれないように」中谷潤人、井上尚弥とのドリームマッチは“一発KO”狙いか……米リング誌が報道
  • 「二度と立ち上がれないように」中谷潤人、井上尚弥とのドリームマッチは“一発KO”狙いか……米リング誌が報道

WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)は米リング誌の取材に応じ、2026年に対戦する可能性が浮上している4団体統一世界スーパー・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)について言及。

ラモン・カルデナス(米国)戦でのダウンを「本当に驚きました」と振り返り、対戦が実現した際に「もし自分がダウンを奪ったら、二度と立ち上がれないようにしなければ」と“一発KO”狙いともとれる発言をした。

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■「ネリとの試合を見て、彼は立ち上がるだろうと思っていた」

米リング誌は「中谷潤人はもし井上尚弥をダウンさせたら『絶対に立ち上がらせないようにする必要がある』ことを知っている」との見出しで記事を掲載した。

同誌によると、井上が生涯2度目のダウンを喫した際、中谷は最終的に井上を倒すのは自分でありたいという思いから緊張が生まれたと報道。中谷は当時を振り返り「本当に驚きました」とし、ダウンの原因については「タイミングと、カルデナスがフルスイングしたからだと思う」とした。

さらに同誌は、井上は2024年のルイス・ネリ(メキシコ)戦でキャリア初のダウンを喫したものの、カルデナス戦での驚きはその比ではなかったと指摘。「一部のスポーツブック(メーカー)では80倍という圧倒的な人気でリングに上がった」とし、戦前予想を覆す“大番狂わせ”の可能性に衝撃を受けた様子だ。

しかし中谷は井上のダウンに対し「少し心配しました」としたものの、「でも、ネリとの試合を見て、彼は立ち上がるだろう、簡単には諦めないだろうと思っていました」とコメント。その読み通り、井上はすぐに立て直し、7ラウンド終盤にはダウンを奪い返し、8ラウンド45秒でレフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。

中谷は「彼(井上選手)はダウンされても立ち上がり、試合に勝つという経験をしている」と井上の強さにも言及し、「それは彼の功績だ。もし自分が彼を倒したら、二度と立ち上がれないようにしなくてはいけない」と語ったという。

中谷は8日に東京・有明コロシアムでIBF世界バンタム級王者・西田凌佑(六島)との王座統一戦に臨む。この試合に勝てば井上とのドリームマッチ実現の機運が高まるだけに、試合の行方に国内外からの注目が集まっている。

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