ドッペルギャンガーからクロスバイク「441-SL philosophica(フィロソフィカ)」と「441-BL ironica(アイロニカ)」が登場した。個性的なフレームが魅力的だ。
441はドッペルギャンガー独自のシームレストップチューブを採用。自転車のフレームは一般的にはトップチューブとシートステイは別々にシートチューブに溶接されるが、441はシームレストップチューブにより中間地点での溶接部位を省略。ヘッドチューブからリアエンドまで流れるようなシルエットを生み出した。
ハンドルもひと味違う。ライザーバーを通常の真逆に組み付けた「オポジットライズハンドルバー」によってアグレッシブな印象を高めた。またサドル、ハンドル、ペダル、クランクにアクセントカラーとして赤を取り入れることでバイクの印象を引き締めている。
またフロントフォークのオフセット位置は長めに設定し、さらにヘッドを寝かせることで高速走行時の直進安定性を確保した。ホイールはエアロディープリムだ。フレームサイズは430。オープン価格(参考価格:5万3000円+税)。
《五味渕秀行》
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