早田ひな、0-3から驚異の粘り発揮も逆転ならず 台湾エースとのフルゲーム激闘に敗れベスト16で終戦【ITTF男女ワールドカップ】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

早田ひな、0-3から驚異の粘り発揮も逆転ならず 台湾エースとのフルゲーム激闘に敗れベスト16で終戦【ITTF男女ワールドカップ】

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早田ひな、0-3から驚異の粘り発揮も逆転ならず 台湾エースとのフルゲーム激闘に敗れベスト16で終戦【ITTF男女ワールドカップ】
  • 早田ひな、0-3から驚異の粘り発揮も逆転ならず 台湾エースとのフルゲーム激闘に敗れベスト16で終戦【ITTF男女ワールドカップ】

卓球の「ITTF男女ワールドカップ2025」は17日、女子シングルスの決勝トーナメント1回戦が行われ、世界ランキング6位の早田ひな(日本生命)は同11位の鄭怡静(台湾)と対戦。ゲームカウント3ー4で敗れた。

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■経験豊富なベテランの粘りに遭う

早田はグループステージ初戦はニーナ・ミッテルハム(ドイツ)の棄権により不戦勝、2戦目はオラワン・パラナン(タイ)にストレート勝利で決勝トーナメントに勝ち進んだ。台湾のエースである鄭怡静との戦いに挑んだ。

第1ゲームは早田が2点ビハインドを背負うも鋭いバックを見せるなど連続ポイントで逆転する。その後、鄭怡静も粘りを見せるなど、一進一退の攻防が続き終盤へ。デュースにもつれ込んだなか、早田のフォアがオーバーになり11-13でこのゲームを落とす。

第2ゲームは鄭怡静が3-4から力強いフォアでポイントを奪うなど、先にリードする。早田も台上での細かいタッチやラリーからのバックなどで追いすがるが、序盤からのビハインドが響き、8-11で2ゲームを連取される。

第3ゲームも鄭怡静が4連続ポイントを奪うなど、早田に主導権を握らせない。2-4でタイムアウトを取った早田だが、フォア中心に攻めの姿勢を貫く鄭怡静を崩し切るには至らない。先にゲームポイントを奪われると、フォアがオーバーとなり5-11で王手をかけられる。

第4ゲーム、あとのない早田は1-2から相手のサービスをフォアで狙うなど、積極性を見せて前に出る。中盤以降にポイントを重ねると、ゲームポイントからのサービスエースを決めて11-6で奪い切る。

第5ゲームは1-3から早田が2点を奪い追いつくが、鄭怡静も強烈なバックを沈めるなど5-5と一歩も譲らない。早田が6-8からポイントを奪ったところで鄭怡静がタイムアウト。直後に早田が追いつき接戦のままデュースに入ると、激しいラリーの攻防を制した早田が17-15でものにする。

第6ゲームは2-2からの激しいラリーを制するなど、早田が流れを掴みポイントを重ねる。9-2からフォアで振り切るなど、早々にゲームポイントを奪った早田が11-4でフルゲームに持ち込む。

第7ゲームは鄭怡静が4連続ポイントで先手を取ったなか、早田も1-5から2点を奪い反撃に出る。さらに早田の粘りは続き、5-8からの連続ポイントで同点に。その後、デュースにもつれ込んだなか、最後は鄭怡静が強烈なフォアを沈め、決着をつけた。

台湾のエース相手に驚異の粘りを見せた早田だが、逆転勝利はならず。今大会はベスト16で幕を閉じた。

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