
本国での開幕を迎えた2025年のMLB。新戦力の躍動、新人の開幕戦スタメン抜擢、ヤンキースの一部選手などが使用し徐々に他球団にも波及している「魚雷バット」など、各チーム様々なトピックで盛り上がっている。
そんな中、開幕戦直後に米国でも大きな話題となったのが、ナ・リーグ西地区・ロッキーズの投手による103年ぶりとなる珍記録だ。MLB公式サイトが報じている。
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■被安打9も無失点
記録が生まれたのは、開幕2試合目となったレイズ対ロッキーズ戦。開幕戦ではレイズがサヨナラ本塁打で今季暫定的に使用している本拠地ジョージ・M.スタインブレナー・フィールド初の勝利をあげた。続く2戦目、ロッキーズの先発投手はアントニオ・センザテラ投手。初回からレイズ打線にヒットを打たれながらも、味方の好守に助けられながら“のらりくらり”と投球を続ける。時折、四球を出すなど決して快投をみせたわけではないものの結果として4.1回を投げ被安打9、奪三振0、四球2の「無失点」で降板となったのだ。
実はこの“のらりくらり”投球がMLB史上でも稀に見る記録となった。まず9安打を許しながらの無失点投球は1986年以来。さらに、5回未満を投げた投手の中で9安打無失点かつ、無三振を記録したのは1922年にカージナルスのビル・ドークが残した以来、実に103年ぶりとなるのだ。
■次回はフィリーズ戦に先発予定
確かに味方の好守に大きく助けられていたセンザテラではあった。この日は16本ものハードヒット(初速が95マイルを超える打球)を許すなど、レイズ打線に捉えられていた印象は否めない。
初回には味方の見事な連携プレイで本塁生還を阻止、2回には遊撃手のエゼキエル・トバー内野手のファインプレーで危機を脱出、3回にも好返球で失点を阻止とミラクルプレーが続出。そして5回には名手としてしられるブレントン・ドイル外野手が右中間の打球をダイビングキャッチするなど、まさに味方の守備に助けられての“珍記録”達成となったのだ。
センザテラは3日(日本時間4日)のフィリーズ戦に先発予定。東地区の強豪相手だが、果たして今回は文字通りの“快投”なるか。
あらゆるデータを集めていることから、なにげない試合の中にも驚くような記録が発覚するMLB。今季はどのような大記録、珍記録が生まれるのかにも注目していきたい。
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