【MLB】ド軍新戦力キム・へソン、打撃不調でマイナースタートか 米記者「ロバーツ監督は否定せず、ゴームズGMも明言避ける」と伝える | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ド軍新戦力キム・へソン、打撃不調でマイナースタートか 米記者「ロバーツ監督は否定せず、ゴームズGMも明言避ける」と伝える

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【MLB】ド軍新戦力キム・へソン、打撃不調でマイナースタートか 米記者「ロバーツ監督は否定せず、ゴームズGMも明言避ける」と伝える
  • 【MLB】ド軍新戦力キム・へソン、打撃不調でマイナースタートか 米記者「ロバーツ監督は否定せず、ゴームズGMも明言避ける」と伝える

今年1月に韓国プロ野球からドジャースに加わったキム・へソン内野手。正二塁手として期待されているが、その立場は盤石というわけではなさそうだ。米メディア『ドジャース・ネーション』は25日(日本時間26日)、「キム・へソンが開幕ロースターから外れる可能性 新たな競争を引き起こす」と題して記事を公開。メジャーでの試合出場が可能な「26人枠」(アクティブロースター)を巡る争いに言及した。

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■「適切なスイング軌道を身に付ける必要」

今季ドジャースに加入したキム。韓国プロ野球で4度のゴールドグラブ賞を取った守備力は申し分なし。本職は二塁手だが、今キャンプでは遊撃や中堅も守っているほか、今後は三塁や左翼、右翼での起用も検討されているという。

チームがユーティリティー性に期待していることは確かだが、問題は打撃。キャンプではここまで3試合に出場し、6打数1安打1打点2四球、打率.167となっている。

『ドジャース・ネーション』によると、デーブ・ロバーツ監督はキムについて「守備面ではスムーズに適応できると思う」としつつ、「攻撃面では速球をはじめボールの動きにもっと対応する必要がある。スイングを安定させ、適切なスイング軌道を身に付けることが重要だ。フィールド全体に広角に打てる打撃が求められる」と注文を付けた。

その上で「彼には繰り返しの経験が必要だと思う。だから、できるだけ多くオープン戦でプレーさせて、メジャーのレベルに慣れさせようとしている」とした。そして、適応能力の高さは認めつつ、「問題は成長の部分だ。彼にとってどうすることが良いのか? ドジャースにとって何が良いのか? その答えを今すぐ出す必要はない」と話し、マイナーで試合経験を積ませることも選択肢の1つとした。

■「ロースターの座に関して保証なし」

このコメントを受けて、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者も自身のXを更新。「韓国から移籍してきたキム・へソンがスイングの調整を続ける中、ロバーツ監督はマイナーでシーズンをスタートさせる可能性を否定しなかった。また、ブランドン・ゴームズGMも、彼がどこで開幕を迎えるか明言を避けている。最終決定が下されるまで十分な時間が残っているが、ロースター選びにおいて注目すべきポイントとなりそうだ」と伝えた。

『ドジャース・ネーション』は「現時点でロースターの座に関して保証はない。キムは、クリス・テイラー、アンディ・パヘス、ジェームズ・アウトマン、エディ・ロザリオと最後の2枠を争っている」とした。

開幕を告げる東京シリーズ(3月18、19日のカブス戦)は特例として「31人枠」が設定されているが、米国に戻れば通常通り「26人枠」となる。キムも東京には帯同するだろうが、その後どうなるか。生き残るためには、打撃面でのアピールが必須となりそうだ。

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