卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は22日、女子シングルス1回戦が行われた。世界ランキング7位で第3シードの張本美和（木下グループ）は同37位のリウ・ヤンズー（オーストラリア）と対戦。3－2で勝利し2回戦進出を決めた。
敗れたものの今大会上位進出が期待される張本美相手に見せたリウ・ヤンズーの戦いに、自国メディアが反応している。
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■第3シードで優勝争いも期待
張本美とリウ・ヤンズーは今年5月の「サウジスマッシュ2024」で対戦しており、張本美がゲームカウント2－1のリードから第4ゲームは19－17で僅差となっていた。フランスでも顔を合わせた1回戦の戦いも再び接戦となり2－2のまま最終ゲームへ。最後は張本美が底力を見せて、11－7でフルゲームを制した。
それでも今大会優勝候補のひとりでもある張本美相手に見せたリウ・ヤンズーの戦いは評価されており、オーストラリアメディア『SBS Sport』は公式Xで「世界ランキング37位が世界ランキング7位相手にほぼ大番狂わせの戦いだった」と言及。自国選手が見せた奮闘を称え、「ミワ・ハリモトはモンペリエでベスト16に進出したが、リウ・ヤンズーが最後まで彼女を追い詰めた」とフルゲームまでもつれ込んだことを評している。
張本美は今大会世界4位の王芸迪、同6位の陳幸同という中国勢2人に続くシードとなっているが、直近の大会では勝利を収めていることもあり優勝争いにも期待が高まっている。そんななか、豪州選手が敗れたものの急成長を見せる世界7位相手に大奮闘を見せた。
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