
ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、ナ・リーグ地区シリーズの第5戦を控えた前日会見に臨み、明日の決戦に向けての意気込みなどを語った。
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■「短期決戦は終わった後に振り返ればいい」
前日の試合では珍しく感情を高ぶらせた大谷だが、この件について聞かれると「もう忘れました」とケロリ。さわやかな笑顔で返答すると、記者席からは笑い声が漏れた。大谷はこの日の会見で一貫して前向きな姿勢を崩さなかった。
感情が出る自分に対して驚くことはあるかという質問に対しては、「びっくりはしてないですかね。それも含めて自分だと思うので」とし、「感情的になるのがいいとか悪いとかではなく、相手にリスペクトを持ちつつ、チームを鼓舞するような感情というのはいいんじゃないかなと思います」と語った。
明日は本拠地に戻って第5戦を迎えるが「僕よりも相手の方がプレッシャーがかかるのかなと思う。僕自身は味方が多い、自信をもって打席に立ちたいですし。相手に負けることなく、強い気持ちをもって打席に立てればいい仕事ができるんじゃないかなと思います」と力強く回答。
さらに、気持ちの切り替えについては「いいことも悪いこともほとんど忘れているので、第1戦目の全体的な感じも忘れている。短期決戦は終わった後に振り返ればいいかなと。そんな感じなので、明日勝つことに集中していれば今はいいのかなと思います」と地区シリーズ突破に向け注力している様子だ。
明日、決戦となる第5戦では山本由伸投手とパドレスのダルビッシュ有投手の日本選手同士の投げ合いにも期待が集まっている。
勝利したチームが地区シリーズを突破し、リーグ優勝決定シリーズの第1戦で千賀滉大投手の先発が濃厚とされるメッツと対戦することになる。果たして大谷、山本擁するドジャースは、第2戦で7回1失点に抑え込まれたダルビッシュ相手に勝利することができるのか。見逃せない一戦となりそうだ。
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