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オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手が26日(日本時間27日)、本拠地でのガーディアンズ戦に「1番遊撃」で先発出場。今季26号本塁打を含む、4打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。昨季のア・リーグ新人王は、米データサイトが算出した勝利貢献度でも全選手トップに立っている。
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■球宴ホームランダービーに意欲「やってみたい」
2019年のドラフト2巡目全体42位でオリオールズに入団したヘンダーソンは、22年にメジャー初昇格。昨季ア・リーグ新人王に輝くと、今季は79試合で26本塁打とアーチを量産。リーグトップ30本塁打のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を追走している。
ヘンダーソンはこの試合でも、貴重な一打でチームの勝利に貢献。オールスターゲームのファン投票「遊撃手部門」で現在リーグトップに立つ22歳のスラッガーは、同イベント前夜に開催されるホームランダービーにも「やってみたい、面白そうだ」と強い興味を示した。
米データサイト『Baseball Reference』が算出した、勝利貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」では現在「5.8」を記録し、両リーグでトップに。負担の大きい遊撃手としての守備も高く評価されている。ライバルのジャッジが2位の「5.6」で、このまま行けば二人がア・リーグMVPを争うことになるだろう。
遊撃手としてシーズン50本塁打を超えたのは、日本でもお馴染み「Aロッド」ことアレックス・ロドリゲス氏のみ。急成長を見せる次代のスラッガー、ヘンダーソンの快進撃はどこまで続くのか。今後のパフォーマンスにも注目してほしい。
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