【MLB】「問題は下位打線」失速ドジャースの弱点を公式が指摘 好調ベッツ、大谷翔平の後は「生産性が大幅に落ち込む」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「問題は下位打線」失速ドジャースの弱点を公式が指摘 好調ベッツ、大谷翔平の後は「生産性が大幅に落ち込む」

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【MLB】「問題は下位打線」失速ドジャースの弱点を公式が指摘 好調ベッツ、大谷翔平の後は「生産性が大幅に落ち込む」
  • 【MLB】「問題は下位打線」失速ドジャースの弱点を公式が指摘 好調ベッツ、大谷翔平の後は「生産性が大幅に落ち込む」

ドジャース大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのナショナルズ戦に「2番DH」で先発出場。4打数3安打1盗塁で、打率は. 360に上昇した。今季3度目の1試合3安打と気を吐いたが、チームは0-2で今季初の完封負けを喫した。

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■散発5安打で今季初の完封負け

松井秀喜氏超えとなる通算176号こそ出なかったが、大谷は第1打席で右前打を放って4試合連続安打をマーク。すると第3打席でも右前打を記録し、2試合連続となる今季10度目のマルチ安打を達成。勢いは止まらず、第4打席でも中前打を放ち、今季3度目の1試合3安打と気を吐いた。

ただ、チームとしては散発の5安打。メジャー初先発のランドン・ナック投手を援護できず、今季初の完封負けを喫した。

2カード連続の負け越しとなり、貯金も3に減少。首位は守っているものの、2位パドレスとのゲーム差はわずか1となった。MLB公式サイトは失速傾向のドジャースについて「ここ最近の問題点は下位打線」と指摘。それは打率やOPSを見れば一目瞭然で、1番ムーキー・ベッツ内野手は打率.369、OPS1.137。2番大谷も打率.360、OPS1.040と破格の出来。同サイトも「2人は素晴らしいスタートを切った」と称えた。

■アウトマンもラックスも打率1割台

しかし、続けて「生産性はオーダーの中間部分でわずかに低下する」と説明。3番フレディ・フリーマン内野手、4番ウィル・スミス捕手のほか、マックス・マンシー内野手やテオスカー・ヘルナンデス外野手が入るケースの多い3~6番のOPSが.832になると記した。

さらに「7、8、9番では生産性がまた大幅に落ち込む。20試合を消化した時点での同打順のOPSは.471」と紹介し、下位打線がネックになっているとした。

この日も7番ジェームズ・アウトマン外野手(打率.193)、8番アンディ・パヘス外野手(同.143)、9番ギャビン・ラックス内野手(同.148)、そしてアウトマンの代打として起用された「キケ」ことエンリケ・ヘルナンデス外野手(同.195)で計9打数1安打に終わった。

デーブ・ロバーツ監督は試合後、下位打線について「彼らは粘り強く頑張っている。準備不足や努力不足では決してない。現時点ではうまくいっていないだけ。(昇格したばかりのパヘスを除き)確かにもう40打席以上立っているが、過度にその数字を目安とするのは好きではない。彼らは今後良くなるだろうし、私は引き続き彼らを起用する」と擁護した。

しかし、下位が出塁しなければ、絶好調ベッツは走者のいない状態で打席に立つことになる。得点量産のためにも、下位打線の奮起と大谷の得点圏打率(.053)向上は不可欠だろう。

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