【MLB】山本由伸の争奪戦、最有力は依然ヤンキース ドジャースで大谷翔平の影に隠れることを懸念か 米メディア報道 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】山本由伸の争奪戦、最有力は依然ヤンキース ドジャースで大谷翔平の影に隠れることを懸念か 米メディア報道

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【MLB】山本由伸の争奪戦、最有力は依然ヤンキース ドジャースで大谷翔平の影に隠れることを懸念か 米メディア報道
  • 【MLB】山本由伸の争奪戦、最有力は依然ヤンキース ドジャースで大谷翔平の影に隠れることを懸念か 米メディア報道

オリックス・バファローズからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸投手について、スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は18日(日本時間19日)、争奪戦に参加している球団からの条件提示が今週中にも始まると伝えた。

新天地候補としてはヤンキース、メッツ、ドジャースという強豪を中心にジャイアンツやフィリーズなどの名前が挙がっている。

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■メッツはコーエン・オーナーの自宅で夕食会

総額3億ドル(約432億円)に達すると伝えられている争奪戦が佳境を迎えているようだ。山本はこれまでヤンキース、メッツと2度の交渉に臨んだほか、ドジャース、ジャイアンツ、フィリーズなどと面談を実施。関係者によると、近々各球団から最終条件が提示されるという。

米メディアの話を総合するとヤンキース、メッツ、ドジャースというメジャーを代表する名門3球団が獲得レースをリードしている模様。

専門局『MLBネットワーク』内の番組に出演したジョン・モロシ記者は「ヤンキースは多くの人々によって、(争奪戦の)フロントランナーと見なされており、私もそれが事実だと思う」とコメントし、ヤンキースを最有力候補と位置付けた。

山本は17日(同18日)にヤンキースと2度目の面談を行い、その席にはハル・スタインブレナー・オーナー、ランディ・ラバイン球団社長、ブライアン・キャッシュマンGM、アーロン・ブーン監督のほか、アーロン・ジャッジも参加したという情報もある。

一方、ヤンキースのライバル、メッツも負けていない。スティーブ・コーエン・オーナーは16日(同17日)にコネティカット州にある自宅に山本を招き、首脳陣も交えて夕食をともにしたという。

当日の詳細は明らかになっていないが、米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は「夕食のためだけに米国を横断したという事実からファンは加入を確信している」と指摘。ただ、「実際にヤマモトがチームに電話をかけてくるまで、それはあくまで希望的観測に過ぎない」と慎重姿勢を崩さなかった。

■ド軍では“球団の顔”になれないか

大谷の入団が決まったドジャースも新天地候補の1つ。先日、山本と球団の交渉に大谷も出席し、勧誘に手を貸したと伝えられている。この状況を受けて米紙『USA TODAY』は「ドジャースが遅ればせながら、獲得に迫る」と表現。大谷の獲得を最優先に動いていたチームが、山本争奪戦において先行中のニューヨーク2球団に負けまいと猛烈な追い上げを見せていると分析した。

同紙は懸念点にも言及。「ヤマモトはドジャースファンだったと言われているが、彼は“球団の顔”になりたいとも考えている」と記し、ドジャースに入ればどうしても大谷の影に隠れる環境がネックになると主張。「(大谷獲得という)オフシーズン最高の成功が、ヤマモト獲得の上では最大のハードルになるかもしれない」とした。

山本は大舞台で活躍し、スポットライトを浴びることを望んでいるとされており、大都市圏の強豪球団への入団が濃厚と伝えられている。クリスマス前の決着が有力視されているが、越年という情報もある。日本のエースの決断に注目が集まっている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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