
タリク・スクーバル投手(タイガース)の代理人を務めるスコット・ボラス氏が、今季終了後にフリーエージェント(FA)となる同投手に言及。大谷翔平投手(ドジャース)が、エンゼルスからFAになった際の状況を例に出し、自身の考えを明かした。米誌『Newsweek』の電子版が27日(日本時間28日)に伝えた。
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■今季終了後にFA
今オフ、トレードの噂が絶えず流れたスクーバル。2年連続でサイ・ヤング賞を受賞した最強左腕は今季終了後にFAとなるため、タイガースとしては何の見返りもなくチームを去られるよりは、トレードに出して他球団の若手有望株や実力者を獲得しようとするのでは……というのが噂の根拠だった。
しかし、現時点ではトレード話も聞かなくなり、同投手はタイガースの春季キャンプに参加。開幕とWBC米国代表への合流に向けて調整に励んでいる。
今季はタイガースで過ごすことが濃厚となる中、代理人であるボラス氏がスクーバルの今後に言及。FA市場に出た場合、間違いなく高額&長期の大型契約が予想されるため、争奪戦に参加できる球団は限定的とされており、移籍先としてはドジャース、ヤンキース、メッツという3大球団が有力視されている。しかし、同氏はこの見通しに対して、大谷のケースを例に出して異議を唱えた。
■3強以外にも可能性
「1年ほど前、オオタニがFAになった。私たちは皆、彼が間違いなく最高の才能を持った選手であり、さらに他の誰も持ち得ない(スポンサーなどの)市場を自ら連れてくることが可能な存在だということを理解していた。しかし、そうした巨大な市場性があったにもかかわらず、この選手に入札したのは西海岸や東海岸のチームだけではなく、複数の球団が“球界最高の才能”を獲得するために本気でFA市場に参入してきた」と回顧。
その上で「だから、(スクーバルの場合も)話をニューヨークやロサンゼルスだけに限定するのは正確ではない。なぜなら、“才能がすべて”というのが、我々のビジネスだからだ」とし、3強以外にも争奪戦に加わるチームがあると予想した。
最後は「たとえ簡単には獲得できない選手であっても、獲得に動こうとするのは良いビジネスだと思う。なぜなら、スクーバルのような選手を手に入れる機会は、今後しばらくの間、何年も訪れない可能性があるからだ」とアピールした。
各チームに争奪戦参加を呼びかけ、契約内容を引き上げるための前フリなのだろうか。剛腕代理人の目は早くも来オフに向いているようだ。
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