【MLB】「容赦なく相手に攻撃」と大谷翔平、マイク・トラウトのアベック弾にネビン監督ご満悦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「容赦なく相手に攻撃」と大谷翔平、マイク・トラウトのアベック弾にネビン監督ご満悦

スポーツ 短信
【MLB】「容赦なく相手に攻撃」と大谷翔平、マイク・トラウトのアベック弾にネビン監督ご満悦
  • 【MLB】「容赦なく相手に攻撃」と大谷翔平、マイク・トラウトのアベック弾にネビン監督ご満悦

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が2日(日本時間3日)、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。第3打席に今季初アーチとなるソロ本塁打を放った。

大谷は4打数1安打1打点で、開幕から3戦連続安打となり打率は.333。試合はエンゼルスが6-0で快勝、開幕カードを勝ち越した。この試合の様子を米複数メディアが伝えている。

◆【実際の映像】大谷翔平、「どこまで飛ぶんだ。トラウト、大谷のアベック弾だ」と実況も絶叫

■若手有望株オホッピーがメジャー初本塁打

前日13点を奪ったエンゼルスは、この日も打線が活発。4回にローガン・オホッピーがメジャー初本塁打となる先制3ランを放つと、5回にはマイク・トラウトの1号2ランに続き、大谷の1号ソロも飛び出した。

チームの誇る2大スターの連弾でリードを6点に広げたエンゼルスは、守っては完封リレーで相手打線を寄せ付けず、そのまま試合終了。若手有望株のオホッピーとトラウト、大谷に本塁打が飛び出したほか、新加入の先発左腕タイラー・アンダーソンに白星が付くなど良い形で開幕カードを締めくくった。

2試合で19得点と機能している打線について、フィル・ネビン監督は「バットがよく振れている。打つべきボールを見極めてスイングできていることがポイント。それができれば、大量得点を狙える。容赦なく相手に攻撃を仕掛けていきたい」とご満悦だった。

また、指揮官は通算23度目となるアベックアーチを記録した「トラウタニ」についても言及。「マイクはバットの芯で捉えた打球を飛ばしており、105マイル(約169キロ)以上の打球が6、7本あったが、ヒットは1本しか出ていなかった。だから本当に大きな一打になったと思う。ショウヘイの打席も素晴らしかった。良いスイングだった。この2人が活躍すれば、我々は大丈夫だ」と最強コンビに賛辞を贈った。

■敵将「トラウタニ弾で流れが変わった」

アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は、「トラウタニ」に浴びた本塁打について「2本の本塁打は2本の本塁打。飛距離は関係ない。フェンスを越えれば流れは変わるし、我々は立ち直ることができなかった」と悔やんだ。

打たれた左腕ケン・ウォルディチャックは「真ん中に投げたわけではないけど明らかにミスだった。どちらの球も正確にストライクゾーンに入ったかどうかは分からないが、私が投げたかった場所ではなかった」とコントロールミスを認め、嘆いた。

ただ、ベテラン内野手のアレドミス・ディアスは「トラウトと大谷は6年間やっていた。(すごいのは)今に始まったことじゃない。素晴らしいラインナップだし、あの2人に立ち向かうのは、どのチームにとっても大変なこと」とコメント。2人に打たれるのは驚くことでもなく、「トラウタニ」の一発攻勢でチームの士気が下がった可能性を否定した。その上で「我々は調整する必要がある。もっと我慢して、もっと良い計画を立てなければならない。長いシーズン、一番大事なのはポジティブであり続けること」と話し、自分たちのプレーに目を向けた。

今回はアスレチックスが「トラウタニ」の犠牲になったが、まだまだ“被害”にあう球団は増えそうだ。

◆大谷翔平、今季1号に「どこまで飛ぶんだ」と実況も絶叫 136メートル「トラウタニ」アベック弾

◆今季1号の大谷翔平、136mの特大アーチでエンゼルスの開幕カード勝ち越しに貢献

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top