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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、プールB・1次リーグ第4戦で日本とオーストラリアが対戦。初回、日本中が待っていた大谷翔平に特大3ランが飛び出し、侍ジャパンが先制した。
◆【実際の映像】ベンチでハイタッチする大谷翔平が牧だけにデスターシャ 一瞬なので見逃すな!
■大谷翔平の一発に笑顔の牧
いきなり初回、1番ラーズ・ヌートバーが四球を選び、2番・近藤健介がライト前にヒットと無死一、二塁で大谷が打席を迎えた。初球の大きなカーブを空振りした後、0ー1から投じられたやや真ん中に入ったカーブを強振、打球は右中間スタンドに掲げられた自身の看板を直撃する特大3ランとなった。
大谷は打った瞬間確信、ゆっくりとダイヤモンドを一周するとホームイン時にペッパーミル・パフォーマンスを披露。笑顔でベンチへ戻ると侍メンバーとハイタッチをかわす。そんな中、今日はスタメン出場がなく、声出し担当だった牧秀悟の目の前で“デスターシャ”のパフォーマンス。これには牧も満面の笑みを見せていた。
牧は声出しで「お疲れさまです。昨日はナイスゲームでした。しかし、今日勝たな意味ないっす」とナインに発破。「スタートの人たち暴れてきてください。あとから行く人たち、もう準備できてます。いつでも大丈夫です」と準備万端とアピール。これには大谷は爆笑し、隣で聞いていたラーズ・ヌートバーも通訳の水原一平さんから意味を伝えられると、思わず笑顔を見せた。
牧は「見てください。隣を。こんな最高のメンバーでやるの4試合しかないです。いきましょう」と締めくくった。
大谷が送ったデスターシャは、この牧に応えた挨拶だったろう。ここでもまた、チームとしての結束を窺わせる一幕がかいま見られた。
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文●SPREAD編集部
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— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 12, 2023