【WBC】侍ジャパンは“大谷ルール”の恩恵も 第5回WBCルールまとめ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC】侍ジャパンは“大谷ルール”の恩恵も 第5回WBCルールまとめ

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【WBC】侍ジャパンは“大谷ルール”の恩恵も 第5回WBCルールまとめ
  • 【WBC】侍ジャパンは“大谷ルール”の恩恵も 第5回WBCルールまとめ

野球の世界一決定戦「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBCワールド・ベースボール・クラシック)が8日に開幕する。WBCは、選手のコンディションを守るルールが多岐に渡るため、様々な制約の中で試合を行うことになる。6年ぶりの開催で変更点もあるので、いくつかポイントをおさらいしておこう。

◆侍ジャパン 日程、トーナメント表、中継情報、対戦国情報、試合結果一覧

■延長戦が全てタイブレーク方式に

▽投手の球数制限・1試合につき1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球・対戦中に球数制限に達した場合は、打席終了まで登板可・50球以上で中4日、30球以上か2日連投で中1日の休息が必要

▽延長戦・引き分けなし・10回表から、無死二塁で始まるタイブレーク方式(直前の打者が二塁走者)

▽コールドゲーム・1次ラウンドのみ・5回以降に15点差以上、もしくは7回以降に10点差以上

▽ワンポイント救援禁止・最低でも打者3人、もしくはイニング終了まで登板

▽ビデオ判定・リプレー判定要求「チャレンジ」は、準々決勝まで1試合1度、準決勝以降は2度

▽順位決定方法・1次ラウンドは、勝率が高い上位2チームが準々決勝進出・勝率が並んだ場合、以下の方法で順位を決定(1)1位と2位が同率の場合:直接対決で勝利しているチーム(2)3チーム以上が同率の場合:下記の優先順位(対象チーム間の対戦成績>チーム失点率>チーム防御率>チーム打率>WBCIによる抽選)

▽投手の入れ替え・1次ラウンド後と、準々決勝後に指名投手枠から2人ずつ入れ替え可能(故障の有無は問わない)・再登録は不可

▽指名打者について・通称“大谷ルール”が採用(投手兼指名打者として出場、降板後も試合に残れる)

基本ルールはMLB準拠だが、今季から導入の「シフト制限」や「ピッチクロック」などは採用されていない。NPBのような、試合中のベンチ前キャッチボールも禁止されており、選手たちは数々の対応に迫られる。タイブレークは後攻が圧倒的有利に働くため、通過順位にもこだわりたいところだ。球数制限が厳しい1次ラウンド4連戦では、投手起用が最大の鍵を握るだろう。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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