
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は26日(日本時間27日)、キャンプ地のアリゾナ州テンピで行われたシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に「3番・DH」で出場。大谷は第1打席に右中間のフェンス直撃の三塁打を放ち、早速その打力を披露。続くアンソニー・レンドンのタイムリーで生還し、先制点を挙げる活躍を見せた。大谷は、予定されていた3打席をこなし、3打数で1安打1得点。
◆公式サイトが「今のナンバー1は大谷翔平」と発表、その理由は… TOP100プレーヤー特集で
■「オオタニは野球の達人だ」と大絶賛
試合はエンゼルスの主力勢の打撃が止まらず、13安打7得点を奪い7-0で快勝した。
大谷は今季初実戦で早速現地の度肝を抜いた。
1回裏の第1打席、初球をフルスイングした大谷の打球は、強烈な打撃音とともに大きな弧を描いて左中間のフェンスに直撃。ボールの処理に手間取る相手外野手を横目に、大谷は悠々と三塁に足を進めた。
大谷のあわやホームランという大飛球に地元メディアも驚愕した。地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者が「オオタニは今春最初の打席では、あと少しというところでホームランを逃した」と悔やむような実況を投稿すると、『ジ・アスレチック』のサム・ブラム記者は「オオタニは、オープン戦で見た初めて球をフェンス直撃の三塁打にした」と唖然。さらに元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者は「オオタニは野球の達人だ」と大絶賛した。
また、大谷の凄まじい打撃を見た『MLB.com』のエグゼクティブ・レポーター、マーク・ファインサンド記者は、「23−24年オフの主役はショウヘイ君のものだ」と投稿。今オフ大谷がFAとなった場合は激しい争奪戦になることを早くも予言した。
一方の大谷は、予定の3打席を終えた後、盟友のマイク・トラウトらと共にクラブハウスへ引き上げる道中に、観客のサイン応じるファンサービスを行なった。大谷の周りには多くのファンが詰め寄り、あらためて現地での人気の高さを示した。
これには実況も「大谷のサインがもらえるなんて、世界史上で最高の日でしょう」とコメントした。
◆【実際の動画】大谷翔平のオープン戦、初球フェン直、スタンディングでのスリーベースの大飛球
◆大谷翔平、米国で繰り返し浮上するカマラニ・ドゥンとの恋仲説とその背景
◆MLB公式サイトが、大谷翔平を超える侍ジャパンの逸材を紹介 その5選手とは…
文●澤 良憲(Yoshi Sawa)
Sho Time!! A first pitch triple! 🦄@Angels | #LAASpring pic.twitter.com/0tCxFJpljA
— Bally Sports West (@BallySportWest) February 26, 2023